下北まとめ

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年末に行ってきた下北半島風間浦村
そこで数日に渡り北限のサル調査に参加させてもらいました-∀-

調査はいくつかの拠点の中で少人数パーティーに分け、
それぞれ低山帯の(主に)林道を歩きます。
沙流を直接見るだけでなく、一部は電波発信機のついたサルを追ったり、
雪についた足跡や鳴き声を追ったりして数や生態を調べます。

俺の踏査は、一日目はひたすら林道を歩けど古い足跡しか見られず。
しかし生れて初めてウサギとテンとカモシカの足跡を見ましたw。
てか後でわかったけどそいつらの数の多さにびっくり。
札幌近郊はたまにリスやシカやキツネの足跡に出会うくらいですからねー、
狐は頻繁だけど、至るところに足跡があるのは不思議な感じです。

あとオオバクロモジという低木もはじめてみました。
北海道では渡島地方にしかないのだから仕方ないw
クロモジはお腹によろしいらしく
参加したメンバの一人が所属するサークルでも、
飲みすぎた次の日はクロモジを爪楊枝代わりに噛みながら歩くんだとかw

二日目もサルの有効な痕跡には出会えず
しかし正規ルート自体が途中林道から外れており
さらにそれも逸れて進んでなかなかのサバイバルでしたw
ここいらの雪は重いです、暖かいし。
北海道の雪に憧れるスキーヤー達がいるのもちょっと納得
まぁ函館あたりならまだ雨ふってたけどw

三日目

逢えた!

カモシカに!!!ww

歩いてたらガサッと出てきてシシ神様のごとくこっち見てました。
写真撮ったけど遠すぎてボツだね、どんまいw
サルにもちゃんと逢いました。
まぁ群れが確認されてる地区に配置してもらったからね ̄∀ ̄
実を言うと三日目は調査の最終日、おのずと気合が入ります。
すぐに前日分の足跡を見つけ、追うと糞と尿だらけの場所に到着w
どうやら晩はここで過ごしたらしく、
そこから今日の足跡が始まっています。
ここからがおサルパラダイス
木の上でなんか食ってるサルとか、疾走する小猿とか
なごましい毛づくろいシーンなんかは30分くらい時間忘れてましたw
6時間歩いた後、山奥へ移動してく群れを見送ってからは
沢をひたすら歩いて帰還。いい経験ができたと思います。
たくさんの人と交流することもできたし
来年も時間さえあれば参加したいなー

ただ、こういうことをしていると食害に悩んでる地元民に
「あんたらがいるから猿が殺せない」と罵声を浴びせられる事もあるそうで。
下北のサルは天然記念物になってるからなんですが
八つ当たりにしても確かに折り合いの難しい問題があります。
今回の調査の主催者は地元民の中で保護派の立場をとる人たちで
サルとの共生の道を模索したいと語っておられました。
空間の異なる軸が重なる点はあるのでしょうか。。。
と、ちょっと考えましたとさ。