四手井綱英さんの喪に服す

里山という言葉の普及に大きく貢献なさった森林生態学の大先生、四手井綱英(しでいつなひで)氏がついにお亡くなりになったらしい。

でも俺としては違う意味でびっくりしました。なんせ以前から、ネットでググるとお悔やみの言葉がたくさん見られたのですから、てっきり…ねw
 
本人も著書の中で今までに何度も死んだことにされたと言っています。どうもごめんなさい、四手井さん
 
彼との出会いは高一のころです。社会のレポート作りの資料を探していて偶然手にした法政大出版の彼の著書。

少し読んで刺激を受け、自分の手元に置きたいと願い本屋で注文して買ったのがそれから2年後。今はバイブル的な扱いです
 
他の本もいろいろ読むうちに、彼の生き方にも思いを馳せるようになりました。
とはいってもそんなに華やかな、あるいは激しい人生を送ってきたわけではありません。
その姿勢や思想に強く共鳴し、自分もこんな人になりたいと強く思いました。

そんな彼ですが、とうとう本当に往ってしまわれたのですね。

一度もお目にかかることは出来ませんでしたが、幸せな晩年を過ごせたなら、と思います。

自分の中で四手井さんは強く尊敬する人の一人でした。

どうか、安らかに。