市街地でじゃれあうヒグマ射殺

道新にこんな記事があるのを発見した!
以下コピペ

 【斜里】18日午前11時25分ごろ、オホーツク管内斜里町の朝日小学校近くの林で、「ヒグマ3頭を目撃した」と同校から町に通報があった。地元ハンターが約30分後、同校から約300メートルほど離れた市街地で2頭を射殺した。3頭目は確認できていない。けが人はいなかった。

 町によると、市街地でヒグマが駆除されたのは初めて。

 斜里署や町などによると、射殺された2頭は親子とみられ、いずれも雌。1頭は推定4歳以上で体長約1・4メートル、体重約140キロ、もう1頭は同1歳で体長約1・1メートル、体重約65キロ。2頭は商店街など、市街地を約20分歩き回ったという。クマを目撃した会社役員の男性(31)は「2頭は商店街でじゃれあっていた。一瞬目が合い、寿命が縮む思いだった」と話していた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/256044.html




原記事の写真を見たらわかると思うが、クマだ。
山にいるはずの熊だ。

なぜ市街地にwwww

怖ッwwwwwwwww

誰も襲っていないのだからかわいそうだという声もあるだろう。
事実、捕獲して人間社会は怖いと言うことを覚えさせ
後に山へ放すことも出来たかもしれない。
それをリスクが高いとか、コストが高いとかで却下するのはイタタマレナイ。

しかし、俺は現状としてこの事件の不自然さが気になって仕方がない。
写真をもう一度見てもらおう。
本来ならヒグマの背景は森である。
それがどうだろう。後ろにはクルマがある。
アスファルトである。
この違和感は思わず戦慄するほどだと俺は思うんだが・・・。

人を襲う危険があるから恐ろしいというだけではない。
ヒグマ社会と人間社会の間の秩序感覚が狂ってしまう。
滑稽な気分にもなるが、その感覚が怖いのだ。

ヒグマがただじゃれ合っているだけだったというのもおかしい。
食べ物がなくて下りてくるのならまだわかる。
けれど観光するつもりでフラフラと下りてくるものだろうか。
何も考えずに街に出て、そのままうろつけるものだろうか。
ヒグマも考える動物である。分別もつく。
はずなのだ。

射殺されたのが親子熊だったなら、連れてきたのは母熊だ。
子供の後天的性質は母親の教育に大きな影響を受ける。
この母親は人間社会に対しての分別がつかなかったのだろうか。
自分の親からそのようなことを教わらなかったのだろうか。

ヒグマの社会全体の人間への認識がどうなっているかはわからないが

いずれにせよ、悲しい事件である。