森林インストラクター

今年ようやく受験資格を有する年齢になり、やる気が出たので受けてきた森林インストラクター。

結果から言うと無事に受かりました。

森林インストラクターとは何なのか。

一言で言うと、「森林について幅広い教育をするために必要な一定以上の能力を有するもの」に与えられる称号のようなものです。

しばしば、インタープリター(自然の解説者・通訳者)とも呼ばれています。

かつて本資格は農水省が主催する国家資格だった時代もあり

民間資格へと移行した現在でも、農水大臣と環境大臣の登録を受けているので怪しいモノではないです(笑

受験には20歳以上という年齢制限が付いているのですが、

俺はこの資格を高校受験の頃に知って、なんとなく取得したいなぁと思っていたので

歳的には若干青臭さがあるにせよ、今回の受験は俺にはまさに「満を持す」だったわけです。

しかし、この資格を取ることで何のメリットがあるのか、という疑問をよく聞きます。

この資格を取得すると名簿に名前が載り、需要がありそうな施設などに送られて

ボランティアや事業に招かれたりもするらしいのですが

そういうインタープリターとして活躍し成長する機会を多く得られるようになることが一番実利的であり

そういうこと以外の利益を求めて受験するのであれば、ちょっとコストパフォーマンスが悪いのが現実です。

インタープリターとして活動するにしても、収入に結びつくようなことはほぼないらしく

なので難易度が同じくらいの管理栄養士とか漢字検定2級とかと同じ感覚で受けることはお勧めしません。

ところで、そんな資格をあえて俺が受験したのは、当然前者の益を純粋に望んだのもありますが

実をいうと、損得関係なく「肩書き」が欲しかった、という側面も多分にあったりします。

自分の地肌に付けるわけではなく、自分の道を進んでいることを知るための足がかりとして

森林インストラクターにあこがれた、あの気持ちを成就させてやろうと思ったのです。

なので最年少一発合格というおまけの肩書きにもニヤニヤしている所存であります(笑)

これを一つのステップとしてさらに精進していきたいですね。

そんな意気込みを残して今回は〆ましょう。ではでは。