近況報告

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ども、最近向学心がめっきり鈍っているワタクシであります^^;
煩悩に自らを縛り付けている状況が続いているわけですが、現実逃避から早急に脱却して自分磨きをしたいものです。

さぁ、まぁ久しぶりの記事ですが、ごく最近のことについて写真の解説を交えつつ軽く書いておこうと思います。

まず一枚目。地図読み練習で山に入ったときの写真。
沢の浅瀬に咲いた氷の花です。単純に綺麗だから載せました(笑)。
にしてもこうしたものを発見すると嬉しいものです。

二枚目は下北半島のサルの調査中に撮った写真。
世界最北限の霊長類(ヒトを除く)として知られるサルの個体群把握調査で、去年から僕も年末に参加させてもらっています。
この地域の木については、7割くらい札幌での知識のみで乗り切ることができるのですが、スギやヒバがあったりブナがあったりと南の要素も混ざってやはり勉強させられることが多々あります。
今回も「アオハダって何だ?」などのハテナを得てきました^^;
そして現地に集う各大学からの学生達との交流も楽しかったです。

三枚目は故郷・釧路の海岸林への移行帯(?)あたり。
今年の年末は中国に旅行したりサルの調査があったりで帰省期間は僅かしか設けることができなかったのですが、それでも元気に森へ出かけていきました(笑
実家の近所は主にミズナラとダケカンバ(←)の二次林に囲まれています。
でもこのミズナラは葉の鋸歯の先端が鈍いものが多く、カシワとの雑種「カシワモドキ」が多分に含まれているといわれています。
そこで、丘から海岸付近まで連続的に広がっている森の中を歩きながら落ち葉を拾い集めてみたところ、土地に海向きの傾斜がつくと、徐々に鋸歯の鈍い落ち葉が増えていく(ような気がする)ことが分かりました。
同時に樹形にも変化が見られ、おそらく潮風の影響でしょう、斜面に生えるナラたちは枝がお化けの森のように曲がりくねっています。
このあたりは俺の森に対する姿勢を築いた原点とも言うべき土地。。ずっと残っていて欲しいです。
ところでミズナラの落ち葉に黄土色・直径5㎜未満の粒がたまにくっついていました。
なんかの卵でしょうか。詳細は分からず。写真もありませんが正体が気になる……

そんなところです。今はサークルの調査活動にも精を出しています。
無意識のうちに木ばかり見ていてヒグマの痕跡を見落とす、いわば「木を見てフンを見ず(夏の場合)」という悪い癖が僕にはあるらしいので、せめて爪痕くらいはちゃんと見つけられるように頑張らねばねば。