虫こぶ

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三角山で見たミズナラの虫えい(虫こぶ)です。

一つ目は「ナラメリンゴフシ」。
タマバチの一種が4月下旬から5月にかけて作り上げる虫こぶで、7月には中の幼虫は蛹を経て羽化が完了し、外に出て行くらしく、この虫こぶも出て行ったとこのものと思われる穴がいくつか開いていました。
しかし!中には何もいないかと思いきや、小さなクモが越冬のために避難していたようです。邪魔してゴメンナサイ;

二つ目は「ミズナラメ(ヒメ)ウロコタマフシ」。
これもタマバチの虫こぶで、10~11月にかけて出現し、成熟したものから落下するそうですが、何があったのかこいつは枝にくっついたままです。中の幼虫の休眠期間は約1年以上と長め。

ハチといっても僕たちがよく知っているスズメバチやミツバチなんかとはぜんぜん違う生活と姿をしていらっしゃるようです。