はるまついぶき~エルタテハ

3月も終わってしまいますね。お久しぶりなので一気に4本更新しようと思います。
 
昨日、僕の最も身近なフィールドである三角山に行ったところ、山頂では早くも蝶々が飛び交っておりました。
翅を休めているところをすかさず激写。
イメージ 1
・・・って言っても近づけたのはここまで(笑)小さすぎてちょっと見辛いですね。
拡大してみます。
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・・・
 
これが携帯写メクオリティというものですorz
正解を言うと、これは「エルタテハ」というタテハチョウの仲間です。
後ろの翅の白い斑が『L』の字に似てることが名前の由来になっているとのこと。
去年撮った写真が有ったので載せます。↓
イメージ 3
何とかお分かりいただけるでしょうか;^^)
 
昨日は気象庁の統計で今年初めて札幌市の最高気温が10℃を越えていました。
タテハチョウの類は成虫での越冬が多く、気温が高ければ、こうして早い時期から姿を目にすることが出来ます。
エルタテハはそのなかでも先頭をゆく子なんでしょう。雪の上で休む姿はなかなかシュールですw
 
【エルタテハ】 Polygonia vau-album
晩夏から初秋に山地に現れ、露岩地を好む。
分布:北海道・本州。西限は滋賀県
発生:年一回。7月上旬~8月上・中旬に羽化し、9月末には越冬に入る。成虫越冬。
食草:ハルニレなどニレ科、シラカンバ・ウダイカンバなどのカバノキ科。
(高橋ら共著(1973)『日本の蝶2』保育社 より引用)