春のうららの一ノ沢

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

バイト中ですが暇な時間帯なので更新します。

土曜日には僕が所属するサークルのお花見がありました。
このサークルの花見はいつも遅めに開かれるので例年は桜不在の花見となってしまいがちなのですが、今年は迅速な準備(笑)と桜の開花日が多少遅れてくれたおかげで見事、桜のある花見が実現しました。
札幌にもようやく春爛漫の季節が訪れたといえますが、それは山の中の自然にも当てはまることのようです。
同日「一の沢」というところへお邪魔しに行ったので、写真とともに紹介します。

1枚目:沢の一風景です。林床に見る新緑の色調はまさに春です!(笑

2枚目:カメラ性能が悪くて見づらいですが、所によってはカツラの赤い花が映えていました(右側)。
カツラの花は風媒花であり、この花がどちらかは確認していませんが、雌花の開花は雄花よりも遅れるそうです。

3枚目:この中に一匹チョウがいます。画像が荒くて申し訳ありませんが、中央で吸蜜中のクジャクチョウです。
地面に止まるときは翅を広げますが、花に止まるときは翅を広げ、このように枯葉に擬態しています。

4枚目:たぶんクサソテツ(<i>Matteuccia struthiopteris</i>)
いわゆるコゴミですが、上から見ると何かの装置のような奇怪な姿に見えます。

5枚目:またまた沢の一風景。
川底は一枚岩となっており、ウォータースライダーさながらでした(笑

6枚目:カタクリ(<i>Erythronium japonicum</i>)
通常思い浮かべるカタクリとは違って花弁が反り返っておらず、一見違う花のようです。
それでも数時間前(往路)に見たときは完全に花が閉じていたので、これはこれで頑張っているもようです。

7枚目:エゾキケマン(<i>Corydalis speciosa</i>)
エゾキケマンはエゾエンゴサクムラサキケマンの仲間、ケシ科キケマン属の植物です。

8枚目:崩れかけた斜面に咲いていたエゾノイワハタザオ(<i>Arabis serrata var. glauca</i>)。
序盤たくさん生えていてかなり目立っていました。

上に挙げた花以外にも、フキノトウフッキソウエゾエンゴサクニリンソウヒメイチゲ、ミヤマエンレイソウオオタチツボスミレ、タチツボスミレ、スミレサイシン、ミヤマスミレ(?)、ネコノメソウ、ツルネコノメソウ、チシマネコノメソウ、シラネアオイ、イタヤカエデ、キタコブシなどが咲いていました。

また、鳥も賑やかにないており、ヤブサメ、ウグイス、エゾムシクイ、キツツキ類、シマエナガ、カラ類、オオルリキビタキルリビタキセンダイムシクイミソサザイを確認、よく分からない鳥もたくさんいました(苦笑)。
ついでに言うと、帰り道の途中では冬鳥のはずのキレンジャクヒレンジャク混群に初遭遇。
彼らに逢うことは昨年度の目標にしていたため、ロスタイムで悲願成就ということになり、思わずにやり。

ただ前日に誤って双眼鏡を洗濯したことが非常に悔やまれます(笑