夏が来ると更新が止まる、という法則

お久しぶりです!
僕は今日も生きております(笑

ひと夏が過ぎ、すっかり涼しくなりました。
ブランクがだいぶできてしまったので、その間にあったネタを簡単に報告しておきたいと思います。
なお、写真は設備的な理由であまり載せられませんがご勘弁を。

6月
・北海道東部の森林でヒグマ捕獲ワナの設置手伝い
→サークルOBによる久々の大規模な事業だと言う事で借り出されてきました。
 ワナの部品を担いで山の中を歩くので、本気を出したらとてもしんどい。
 餌として解体したシカの肉は良くも悪くも刺激的。
 シカの血にサカハチチョウが群がっていました。
 植生は基本的にシカの強い圧力下にあるのですが、彼らに嫌われたのか、クリンソウが大群落を成し綺麗でした。
 冗談半分で食べたイタヤカエデの花がとても甘くて思わず「あまーーーい」と叫んでしまいました(いつのネタだろう)

・大学演習林への見学
→サークルのOBをつてに訪問。ご馳走してもらった海鮮丼が美味しかった。
 苫小牧の森林だったのですが、地形が緩やかで霧が出るぶん地元の釧路に似ているなぁと感じました。
 シカの食害を受けた植物は分岐が多くなり、クモが巣を張りやすくなる!生き物の意外な繋がり。
 北のブナは窒素を節約し、落葉前も葉の窒素を取り込んでしまうが、南のブナは窒素を贅沢に使っているらしい。
 この辺の森林ではとかく土壌生物の果たす役割が大きい!とくにミミズ!
 大きなゴンドラに乗せてもらう予定だったが突然故障するという怪奇現象が。
 そのほか色々な「知」を浴びて来ました。

7月
・農村実習
→農家さんの手伝いに行ってきました。
 汗を流して働くと気持ちが良いですね!
 北海道は強い台風と猛暑がない分、暑い地方より作物が夏に育ちやすいんだそうです。
 フタスジチョウの交尾がお盛んでした。

・謎の高熱
→突如悪寒・関節痛・筋肉痛・吐き気などが襲ってきました。
 にもかかわらず夜勤バイトがあったので地獄の一晩を過ごしました。
 翌朝バイトを終えて外に出ると土砂降りの雨でした。
 熱を計ると39度ありました、たぶん10年ぶりくらい。
 これはインフルエンザ以外にありえないだろうテスト期間中だぞおい!
 と思って病院で見てもらったらただの風邪だったという。いろいろ挫けた(笑

8月
・サークルの夏調査
→今回もヒグマさんとのご対面はありませんでした。ホッ
 ダニがとても多く、二週間弱で僕は13匹ゲットしました。
 ササの欠片が目に入り病院送り。
 医者に目を見てもらうと、なんとまぶたの先端にもダニが(笑
 アブがとても多くて賑やかでした。
 全体的にキャッキャウフフしてたかな。
・旭岳への登山
→10年振りの記念登山でした。
 咲いている花以外、景色が10年前の印象そのものだったので驚きました。
 登山前日は駅に泊まったのですが、明け方はマイマイガだかカシワマイマイだかがモフモフ集まってきました。

9月
・大雪参詣での調査
→今年はもうひとつの調査にも参加。
 この調査では山の上でひたすら望遠鏡を覗き、クマが現れたら行動を観察します。
 二頭ヒグマ見れてとても満足です。
 とてものんびりとした時間が流れていました。
 最後は雨の中調査を中断し退散。
 車で帰ったのですが、次々に大雨で道路が閉鎖されていき、焦りました(笑
 そして下界は暑かった。

・軽く帰省
→わが地元はやはり落ち着く!というのが結論です。

10月
・サークルの調査中
→これは後日改めて報告します。

そんなわけで、いろいろな事がありました。
まだまだやりたい事があったので、決して満足できる夏だったといえないのが残念ですが、怠惰の結果なので悔しさを糧に精進していきたいと思います。
しかし本当に、夏の更新停滞はなぜ周期的に引き起こされてしまうのか。
どうにかして反例を示したいものです。