近況報告その1~山登り編~

 ご無沙汰しています-∀-。
 作業中に集中力が途切れてしまったので最近あったことを手短に。
 近年のワタクシは実は(?)けっこう精神的に失調することが多く、さらに悪いことに、そういうときに周囲に助けを求めることって今までは全然なかったんですよね。引き摺りあげてほしいとは思って、なんとなくそんなサインを出すこともあるのですが、あからさまに声を上げるのは恥ずかしく、大抵結局は自己責任論で無理やり自分から手を引っ込めてしまう、という感じで。
 だったんですけど、このあいだもちょっと引きこもってしまう期間がありまして、そのときはとある友達が僕を山に誘ってくれたのでした。もともと行ってみたい山だったそうなのですが、大学院の試験を控えているというのにわざわざこちらの都合を優先させてくれて、自分から動けないというのは情けない事だとはいえ、正直すごくうれしかったなぁと思っているわけで。おかげさまで現在は元気に社会復帰訓練に励めております(笑。
 はてさてそんなこんなで、ものすごく久しぶりに、調査のためでなく単独でもない状態で山に登って来ました。具体的には定山渓天狗岳と八剣山というところ。どちらも一部急峻な岩場となっており、そういうのが好きな人にはたまらない感じのようでした´∀`。 
 登ってて感じたのは、「やっぱり独りで歩くのとは違うなぁ」ということでした。
 もちろん僕は単独で山に入ることのメリットを否定するつもりはありません。他に目的がない限りは自分の興味関心を自由に追求できるし、リスク管理については情報のインプットに専念できるし、自分の世界に浸れるし(笑。
 ただ、やっぱり人と歩くと別のメリットが出てきます。まずリスク管理のアウトプット要素が一気に増えるので、責任感がつく。次に興味関心のセンサーが二倍以上に増える。そして楽しさや充実感を誰かと共有できる。以前同時期に単独で登ったことがある定山渓天狗岳に関しては、前回との印象の違いがホント面白かったです。
 まぁ、永く仲好くしたいと思える対象ってそうそう見つけられないものです。そういう仲の人は大切にしたいものですね。大変充実しておりましたとさ。